【目的】
質問をすることに苦手意識を持っている人に向けて、
相手との関係を深めながら、本質に近づく「問いかけ」の極意をお伝えします。
【内容】
問いかけを3つの階層に分けて考えることで、相手に寄り添いながらも問題の本質に迫る的確な質問が出来るポイントを解説します。
➀手法:実際の問い方や表現の工夫
コーチング・教育実践・心理支援の現場で磨かれてきた具体技法がベースとしたすぐに活用できる問いかけの実用例を伝える
②着眼点:問いが向かう対象や構造の理解
➀の手法をどこに向かって投げかけるべきかを定める着眼点を解説する
③スタンス:問いを立てる前提にある姿勢や意識
そもそも、問いかけをするときに意識すべき関係性中心の問いかけや対話的コミュニケーションの思想を説明する
【構成】
『質問力向上セミナー ~問いの三層構造で“対話力”に迫る~』
1)オープニング(5分)
「質問が苦手」な人が多いという実感の共有(実体験 or データなど)
質問は“技術”というより「視点と関わり方」
本日の全体構成(三層構造)の予告
2)手法編:問い方・表現の工夫(20分)
How:どう聞くか?
「なぜ?」を使わずに深める(例:What/Howを使う)
メタ認知を促す問い(視点を変える)
比喩の問い、逆転の問い など
✅ ワーク(ペア):「なぜ?」を使わずに問いを再構成してみよう
3)着眼点編:問いが向かう焦点(20分)
What:どこを問うか?
解釈と事実を切り分ける問い(例:「何が実際にあったのか?」)
とらわれ・前提を問う問い(例:「それって誰が決めたの?」)
選択肢・可能性を広げる問い
✅ 内省ワーク:最近の問い or 会話を振り返って、「どこを問っていたか」を分類してみる
4)スタンス編:問いを支える姿勢(20分)
Being:どんな姿勢で関わるか?
関心をもって聴く問い(例:「それって、どんな想いがあるの?」)
流れ・物語を尊重する問い(例:「その背景には何があったの?」)
対等性・安心・余白を支える問いの空気づくり
✅ グループ対話 or チャット共有:「どんな問いが“聴かれている”と感じた経験がある?」
5)まとめ・クロージング(15分)
三層構造の振り返り(スタンス → 着眼点 → 手法)
「問いかけの質=人との関係性をつくる力」
ちょっとした“問いのアップデート”が対話を変える
✅ 問いの宿題:「明日、誰かに投げかけたい“問い”を一つ考えてみよう」
【講師】
石原ジロウ
会社員 × 組織づくりファシリテーター/問いと対話の探究者
講師紹介:
・問いかけ・対話・ファシリテーションの実践歴 2年以上
・社内勉強会・対話型研修の主催・登壇多数
・アサーティブコミュニケーション、心理的安全性の研修を企画・実施
・『冒険する組織のつくりかた』など、組織開発・ナラティブ関連の書籍を継続的に研究
本業は企業勤めの会社員。その日常の中で、「問いかけ」や「対話」を大切にしたコミュニケーションを実践・探究しています。
職場でよくある“すれ違い”や“声なき不満”を放置せず、小さな問いを通じて「呼びかけ」、対話を通じて「共感」し、
同じ目的をめざす「共進」の関係を築くことを信条としています。
今回のセミナーでは、問いかけによって視点が変わり、自分や相手との関係性が柔らかく変化していく体験をご一緒しましょう。
🗓 開催概要
日時:2025年5月24日(土)14:00~15:30
場所:オンライン(Zoom)※当日マイページより「参加」ボタンをクリックしてご入室ください
参加費:2,500ポイント(円)
定員:30名
最少催行人数:2名
申込締切:2025年5月31日(土)18:00
■キャンセル期限についてに
キャンセルによるポイント返還は、(キャリアオアシスのガイドラインにおいて、) セミナー開始日時の5日前(120時間前)を過ぎてキャンセルされた場合、ポイント は返却されませんので予めご了承ください。 ただし、講師都合によるキャンセルにおいてはこの限りではありません